「ひぐらしのなく頃に」 メモ

まだ全てやった訳じゃないし、読み切れてない所も多々あると思うので真に受けないように。
また、一応これ考察系?のゲームになると思うので
自分で一から楽しみたいという方も、読まない方がよいと思います。
まぁ、同人で発売してかなり経ち、きゃーきゃー騒いでるのも私くらいなものかもなので
あまり関係ないのかも知れませんが。


アニメで妙にリアルな音と血飛沫を観て、漫画でホラー顔負けなトランスモードをお目にかかってるので
ゲーム自体やって怖いと思うことはないのですが、なんだろね。
あちこちで聞く「嘘だっ!!!」のセリフは、ゲームが一番迫力があったかも。
漫画の「鬼隠し編」書いてる人が一枚絵を担当してたら、軽く引いてたかも。


ひぐらしは謎解きというけれど、各話の謎を解けばいいのか、それともIF全てを合わせて雛見沢村の謎を解けばいいのか。
判断に困るゲームだなって思う。他のIFの話で語られることも、結局はIFな訳で他の話の謎解きに使っていいものか…?
例えば、分かるかな。ブギーポップは笑わないのような、一つの事柄を複数の登場人物の視点から見ることで
一つの真実に繋がるのならいいのだけど、IFの世界で何が起こっても結局はIF。
鬼隠し編」のレナと「綿流し編」のレナの性格は必ずしもイコールではない気もする。
では、行数稼いだところでメモ。





鬼隠し編…たぶんこれ、主人公の疑心暗鬼が生み出した悲しい物語。そんな気がする。というのも、レナの行動はおいといて
     魅音とレナが主人公と話すとき、いつもとそれほど変わっていない部分。捉えた意味が違うだけ。
     例えば犯行のきっかけとなった、「富竹さんと同じ目にあってもらう」は、
     富竹さんと同じ罰ゲームを受けてもらうという意味で、富竹さんと同じ殺し方をするという意味ではないということ。
     魅音の性格を考えれば、こういう言葉回しなのも普通な気がしてくる。
     そうすると、魅音の構えた注射器が気になってくるものの
     ゲーム版では一切注射器の絵なんて出てきてないんですよね。
     でも、アニメや漫画ではどう見ても注射器。これを見てしまうと圭一の見間違い。という線に自信がなくなってくる。
     主人公が羽交い締めにされ、注射器を持った魅音が迫ってくる絵ということは
     第三者から見えた視点のはずなので、主人公が見間違っていようと関係はないはず。
     声のトーンと、目が鷹のように変化するオヤシロモードは、ドキッとした主人公の見た虚像ではなかろうかと。
     レナの常識はずれた推理力、魅音の情報力があれば、雛見沢、興の宮での行動なんて筒抜けじゃないかなと思う。
     レナが主人公宅に上がり、主人公の部屋の前で1時間に渡って気配を消して、電話の内容を盗み聞きしていたシーンも疑問。
     趣味の欄に「市原悦子」と書いてくれればこれは解決なんだけど、証拠がない。
     最後主人公の遺書の中段を破り、証拠品の注射器を持ち出した人物も不明。
     結局、たぶんこうだろう。という話の流れだけで、何一つ分かってなかったり。
     主人公がもし、疑心暗鬼によって錯乱していた説があっていたなら、おはぎの中に入った針は説明できそう。
     氷を持って「熱い!!」といい、実際火傷をする人がいるように
     木刀をちょこっと指に当てただけで血が出る人がいるように
     脳が正常でなければ正しい信号が送られてこないもの。
     なにかイタズラで入れた刺激物(カラシとか)の刺激を、鋭利な針として受け止め出血した
     ということもあるんじゃないかな?


綿流し編…これは、よくわかんない。ただここで魅音の双子の妹詩音というのが出てくる。何もないのにキャラが増えるというのも
     あまりに考えられないので、魅音と詩音が入れ替わっての犯行。というのを考える。
     というか、今時三流推理小説でも使わない手ですが。そのくらいわからない。
     高野さんの焼死は死亡推定時刻24時間以上と出て、主人公達と一緒にお祭りにいるのはおかしいと言うことですが
     死亡推定時刻は、死んだ人の体温(48時間ほどで外気温と同じになる)や
     死後30分後に現れる死斑。2時間以降に現れる死後硬直などから推測されたり、胃の中のものの消化具合から推測されるもの。
     つまりこれ、考えれば一発なんですが肉体がちゃんとある場合なんです。
     見つかった状態が白骨、腐っていたとしたらそれほど細かくは分からない。だいたい何日前に死んだ。
     白骨だと年単位になることも当たり前のようです。
     今回の焼死は、皮膚は焼かれ、内臓も炎が回っているので腐乱等のケースとしてみるため
     できたてホヤホヤで湯気が出ている以外は、推定時刻の割り出しは数日単位でずれ込みます。
     発見時、山から煙が上がっているのを消防隊員が発見し、それでこの焼死体を見つけた(漫画版)のですが
     これだと死体は二度死んだことになるわけです。見つけたばかりなのに死亡推定時刻が24時間以上。ということは。
     焼死体として発見されている以上、死亡推定時刻の割り出しに重要な情報が全て燃やされているので
     大抵発見の直前を死亡推定時刻にするのですが。これはどういう事なんだろう?
     現在の検死でそのレベルなので、昭和58年代はさらに大ざっぱだったことも考えられるので…
     高野さんは生きていた。警察はオバカという見方のが有力かも。