勉強の価値

興味津々なので、役得使って採用試験でやる一般常識の回答をいくつか見てみた。
斬新でかつ、想定外の答えが書いてあってなかなか面白い。
一般常識なので、答えはもちろん一つ。


全問正解は凄く難しい。でも6割り程度の正答率はたやすい。はず。
10人に聞けば10人知ってるであろう有名な大学の大学生がこんなもん。
年々下がってるという学力の表れだと思う。


別に学力はどーでもいい。正答率もこのさいどーでもいい。
結局は適性試験と、各部・各室の専用試験の結果がものを言うんだから。


ゆとり教育
学習指導要領の提出され完全週休二日制になり、
授業時間の大幅な削減が行われた辺りから、1999年からが正式な開始と言われ
学力の低下が著しくグラフに現れたのがわずか数年後。


このため、ゆとり教育=失敗教育理論となり、廃止の方向へ向かってる。
なんか土曜日授業の復活、授業時間の10%割増などをとりあえずは行うらしい。


となると、1999年以前と同じとまでは行かなくても、似たような進み具合で進むはず。たぶん。
一斉に開始したところで、ついて行けないのは当たり前なので、常識的に徐々に進み方を早めて行くんでしょう。


元々あった、教育の問題点はどうするんでしょ……
ゆとり教育ははっきりと学力不足が証拠に出ているのでいいのですが
それ以前にあった問題は非常に出にくいものだったはず。


今の二十代、三十代くらいの教育の問題点は
『知識』の詰め込みすぎ。


この知識が『常識』に変わるから、発想力に乏しい。
つまり黒いものは黒ですし、1と1を足したら2にしかならない。


でも現実、不確定要素『y』と言うものが大抵どこにでも転がってる。
この不特定要素が入った計算というのがものすごく苦手。


1と1とyを足したら2になるか? と言うと必ずしもそうでもなくて
計画通り、進んだときにy=0になって初めて2になるもの。
ではでは、何かあってyに1や2が入ってしまったら?
これが出来ないのが20〜30代の弱点。


ある程度不特定要素yに悩まされつつ超えていくと、いろいろな方程式を見つけられる。この方程式を作る課程が『経験』
頭の固い、融通の利かない人にならないため、知識よりも経験を増やしましょうね。
というのが、ゆとり教育の大本だった気がします。確かね、かなりプラスな見解してるかもだけどね。


私的に、経験が一番の勉強だと思う。
実際問題、中学以降の学校の勉強って役だったこと無いよ。
あんだけ詰め込まれたのにねー。
今やってる仕事も、強制的にやらされた『遊びの延長線』でしかないのです。


ピタゴラスの定理フェルマーの最終定理ゲーデル不完全性定理ロルの定理。etc


そんなのは将来数学者になりたい子にだけ教えればいいのです。
何もみんなやることはないって思う。使わんて、スーパーとかコンビニでさ。
割り算も怪しいレベル。
戻すってことはやっぱやるのかなぁ。こんな楽しめない人にはまったくどーでもいい勉強。


今は幸せで、ネットワークで仮想体験なんていくらでも出来ちゃう世の中。
そういうのを利用して楽しめる勉強方法の研究という観点ではだめなんでしょうかねぇ。