WHOのアルコール規制指針


なんだかようやくって感じですよね。アルコール規制。


私自身お酒はそれほど嗜まず、世間から白い目で見られるようになってしばらく経つ
喫煙も辞めてから1年と3カ月くらいになりますか。


なので酒・煙草の増税は気にせずバンバンやっちゃって。そんな感じではあるのですが
昔からなんでお酒の扱いは寛大なのかずっと思ってた。


アルコール摂取による死亡割合は、全体の死亡要因の3%で煙草によるものよりも少ないのですが
アルコールによる2次的死傷割合はもっと多いんじゃないかなって思う。
飲酒運転や、泥酔による暴行致傷、警察24時何かでもおなじみの酔っ払いと警官の絡み。


煙草とどっちが税金の無駄使いかはもう、ねぇ・・・?


今回WHOが打ち出したのは『アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略』
この指針の中で特に目立つものが
アルコールの直接的、間接的割引、飲み放題均一料金販売、大量販売
これらの禁止または規制というもの。


この指針が日本でも導入されれば、当然居酒屋と大手酒製造メーカーは
大きな痛手を負うことになるのですが
JTや世界のたばこ農家も体験してることなので大丈夫でしょう。


煙草の規制も、元々はこれと同じWHOが打ち出した指針が波紋となり
世界に広がり今現状の環境を築くに至ってる。
日本は最初、煙草の規制には乗るきではなく、今でも世界各国からすれば
煙草の値段は半分以下と安い。
10月だかから、ひと箱100円ほど値上がりするそうですが
それでもまだ、世界の標準の値段からすれば安い部類に入ってる。


アルコールも、日本の規制は正直世界各国から見ればゆるい。
路上でお酒を飲むだけで罪になる国も少なくないくらい。


他の有力な先進国がアルコールの規制を始めれば
日本も否応でも対応しなくてはならないのですが
正直煙草ほど、持ってるだけで罪! というような状況はないと思う。


呑めないだけで人付き合いが悪いと言われ、忘年会、新年会、歓迎会は居酒屋で
それが当たり前の世の中なんだもんねぇ。


2009年の調査だと、世界の若者の死亡と身体障害の原因の3位がこのアルコール。
どうなるんだろうねぇ、日本のお酒事情。


若い人だけじゃなくて
今時のユルさを持つ日本の政治家。
その対応がちょっと楽しみ。